今回のBCLラジオのご紹介は東芝のTRY-Xです。
1500、1600、2000の3シリーズになります。
2000Fの発売は1976年です。
スカイセンサー5900、クーガ2200に追随する第3のブランドでしたね。
当時定価が28,900円。クーガ2200が34,800円、スカイセンサー5900が28,900円ですので、ほぼライバルとしての登場です。
売りは短波帯の直読だったと思います。マーカーの発振が1MHzのため、クーガ2200の125KHzには残念ですが負けてしまいます。
上記の通り、値段がスカイセンサーより1,000円ですが高値設定でした。特徴的な縦長のデザインも新鮮だったのですが・・・、残念ですが第1位には躍り出ませんでした。
ただ、それだけに、愛着は強くなりますよね。TRY-Xシリーズを何台も続けてお持ちの方も多くいらっしゃいます。
この時代の広告にある「直読」という文字を眺めるたびに、小職はノスタルジーに浸ってしまいます。今となっては、古き良き時代の1頁ということでしょうか。
---
BCLラジオや短波ラジオの買取は高山無線へご相談下さい。
フリーダイヤル:0120-776-224(10-20時/年中無休)またはWEBサイトよりお気軽に!