北海道のOM様より、日本無線(JRC)最後のアマチュア受信機、NRD-545を着払宅配便にて買取させていただきました。どうも有難うございました。
以下、金道英雄OMの『日本の業務用受信機』を参考書としてご紹介いたしましょう。
本機は1997年のハムフェアで発表。民生用ではありますが、小型漁船にも搭載されたそうです。JRC初のDSP機種、生産終了は2007年でした。オプションで、±0.5PPMのTCXO(CGD-197)、30~2GHzワイドバンドコンバータ(CHE-199)が用意されております。この2点、特にワイドバンドコンバータが搭載されている個体はいまでも特に人気が高いですね。
せっかくですのでNRD-5**の歴史を簡単に振り返りましょう。
こちらはNRD-505。JRCの最初のアマチュア用受信機です。545についで人気の機種です。1977年登場。同機の業務用としてはNRD-66という機種があるようですが、残念ながら小職は未見です(^^;
1979年登場のNRD-515。
その後継のNRD-525は1986年の登場でした。筐体が現代風になり、テンキーが搭載されましたね。
後継機種のNRD-535。1991年に発表。
WRTH誌の1992年のベスト受信機にも選出されたそうです。
ご参考までに、送信機もご紹介。
こちらはNSD-505。
そしてNSD-515になります。
アマチュア無線機・受信機の買取のご相談は、
高山無線の無線機買取WEBサイトをご覧ください。
フリーダイヤル:0120-776-224(10-20時)でもお受けしております。