香川県にお住いのOM様より無線機買取をご依頼をいただきました。どうも有難うございます。
さて、このマイクロウェーブファンについて嬉しい動きがありました。アイコムが2023年に１44～5600MHｚ帯（10GHz帯はオプション）のオールモード無線機、IC-905を発売したのです。実勢価格は368,000円程。144-1200MHｚは10W。2400/5600MHｚが2W。10GHｚ帯が0.5W。5600ＭＨｚ帯の市販製品は（マキ電機を除いて）初めてではないでしょうか。マイクロウェーブ派にとっては、待望の機種となると思います。
さて、2.4GHｚ帯については、過去、リグは2種類発売されておりました。ひとつは上記の固定タイプ、アイコムIC-970（1989年）。2.4GHｚはオプション仕様でした。
もうひとつは、1992年からケンウッドで発売されたFMモノバンドのTM-2400。こちらはモービル仕様です。
2.4GHｚは無線LANなども使用しており、これは他のSHF帯同様に、アマチュア無線に割り当てられる周波数確保の維持が安泰という訳ではないバンドです。
よって、マイクロウエーブの愛好家さん増加のためにも、今回のアイコム機の登場は吉報だと思います。
マイクロウェーブといえば、マキ電機さんの功績を忘れることはできませんね。このようなガレージメーカーの存在こそが、アマチュア無線の自作精神たるゆえだと思います。
あらためて、槇岡社長様のご冥福をお祈りしております。
ちなみに、ダイワからも、1.2~2.4GHｚ帯のSWR計（NS-669）が発売されておりました。
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